コープふくしまの方針を聞く会・理事長あいさつ(2018.7.18)

   方針を聞く会・理事長あいさつ(2018.7.18)

本日は、ご多忙、酷暑のなか、「コープふくしまの方針を聞く会」にお出でいただき、感謝申し上げます。

今年度のコープふくしまの総代会は、さる6月14日に開催し、昨年からの事業活動及び組合員活動の総括をし、今年度の方針を打ち出しています。
皆様のご支援のおかげで、約3500人組合員を新たに迎え、5億円近い経常剰余金を出すことができました。皆様のご協力、ご指導に、改めて感謝を申し上げます。
さらに事業活動・組合員活動を強化し、子ども食堂、フードバンク、フードドライブなど地域貢献活動の取り組みを強化し、また、放射能被害に向き合う取り組みを強化しようとする方針を確認しました。

さて、昨年の方針を聞く会でも、ご報告しましたが、コープふくしま、福島県南生協、みやぎ生協の3生協の組織的合同の問題については、昨年の総代会以降、1年かけて、組合員の皆さんからの意見を聞き、また、すでに県境を越えて組織的合同を行っている生協の皆さんを交えてのシンポジウムなどを経て、今年の総代会において、特別の決議として、圧倒的多数で承認されました。
来年3月21日には、三生協を合同した組織が動き出します。「みやぎ生協」に事業譲渡する形での組織的合同ですが、この福島では、店舗などは「コープふくしま」の名称を継続しながら、県南生協とともに「福島県本部」として、活動を継続することになります。今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。

組織的統合は、我々のめざすゴールではありません。協働の力で、さらに生協活動を活発にし、組合員の生活をよりよく守り、地域社会での役割を果たしていくスタートです。そのための条件の整備です。

本日の「方針を聞く会」を契機に、さらにご支援とご指導をお願いして、挨拶とさせていただきます。