結婚式の祝辞から(2018.07.15)

 7月15日、コープふくしまの職員の結婚に招待され、祝辞を頼まれましたが、久しぶりの結婚式なので、あまり上手くいきませんでした。
 本人の紹介の後、以下のような、はなむけの言葉を送りました。
 適切だったか、少々、自信がありませんが・・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 結婚に際して、多くの先輩方のお話もあると思いますが、私の考えでは、一番重要なのは、お互いを独立した個人として認め、お互いの尊敬が一番と思っています。20年以上も、別の家庭で育ってきているので、違いがあるのは当然です。私達は、自分と異なるからこそ、努力して、その共同によって新しい価値を作り上げることできます。
 憲法24条には、「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、維持されなければならない。」と述べています。

 現在の世の中は、戦争があったり、犯罪があったり、過労死があったり、子どもの虐待があったり、挙げれば切りがないですが、本当に心が痛むことが多いのです。その根本は、個々の人間の尊厳、個々人への尊敬がないことから生じています。
 違いがあることを前提にして、夫婦も互いに独立した個人として尊敬しあう、お互いのお父さんやお母さん、親戚の皆さんに対する尊敬、子どもに対する尊敬、友人に対する尊敬、職場でも働き過ぎない・働かせすぎず、健康や家庭を大事にする。戦争で、他国の方々に対する傷つけることはしない。一つの根っこから出ています。堅いことをいうと憲法の13条に、そう書いています。
 コープふくしまにとっても、お二人が堅実な生活を営む、健康円満な生活を営むことが、生協発展のためにも重要なことと思っています。幸せな家庭であるからこそ、仕事もできると思っています。お二人の前途を祝って、祝辞とさせていただきます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜