「6次化商品展示交流会」での取組み紹介(報告)

2月6日、郡山市で開かれた<応援ありがとう「がんばろう ふくしま!」応援店2,000店突破記念 6次化商品展示交流会>で、以下のような報告を行いました。
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 「がんばろう ふくしま!」応援店2000店突破、おめでとうございます。
 コープふくしま理事長の今野です。コープふくしまの取組について、ご報告させていただきます。
コープふくしまは、原発事故以降、住民目線(消費者目線だけでなく、生産者も含むこの地域に住む、生活者として)で放射能汚染に向き合ってきました。
 主な取組みとして、5つの取組をしてまいりました。

 ひとつは、応援店の登録です。
 ・コープふくしまの店<コープマート>全ての11店舗を登録すると共に、・(共同購入の)「東北サンネット事業連合」を通じて〜オール東北での取組をしております。
 ・また、全国的にも(コープふくしま との交流から)コープおおいたの6店舗も登録しております。
 こうした登録店は*応援販促ツールの活用・イベント(キャンペーン)等にも積極的に参加しています。

 第2に、地産地消の取組みです。具体的には、・ふくしま大豆の会の取組みです。(1998年からスタートし15年目の活動になっている。)生産者(JAなど)・加工業者(内池さん、コープフーズなど)・消費者(生協)が一体になって、県産大豆の地産地消に取り組んでいる。毎週約2万世帯の方が大豆の会商品(納豆・豆腐・醤油・みそなど)を利用しています。
 ・JAさんとの協同・・JA全農フェアーの開催。県産農畜産物を生産者(JA全農)と一緒に販売促進するイベントを全店で開催。
 昨年(11/3-4)は「畜産 麓山(はやま)高原豚」「県産米新品種 天のつぶ」をメインにおこなっています。
 ・旬菜市場(地域生産者が直接店舗に持込していただいて)も全店で実施。
 *震災前の90%まで回復しているが、まだまだ厳しい状況が続いています。

 第3に、風評被害に対抗し、県産農産物の応援取組み
・福島応援隊の取組みです。〜夏(桃)・冬(りんご)を主とした果物ギフトを全国的び(企業、団体を通じて)利用の呼びかけている。各組織(企業、団体)が主体的に福島を考え、利用してくれた。この冬のりんごでは、全国47都道府県に「福島のりんご」を届けることができた。
・サンネットでの 福島応援BOX(野菜)の販売。東北の生協の事業連合企画として500円で企画 13万件。
 いずれの企画も、福島を応援する気持ちと、「福島の果物・野菜」はやっぱり美味しいとの声が寄せられ、生産者とともに大きな励みとなった。
・県外生協への福島県産応援企画の紹介、呼びかけ。コープおおいた(大分)・東海コープ事業連合(愛知・三重・岐阜)・京都・富山など福島県フェアーや県産品の企画実施 福島の桃は大好評である。

 第4に、食事摂取による放射性物質の調査(陰膳方式)。
・100世帯で実際の食事から分析・・・各種資料、報告(報道)のとおり 
 実際の食事を検査である。 心配(どうなんだろうのストレス)を科学的に検証。地域、行政にも発信し注目されている。WBC(ホールボディカウンター)との連動も。

 第5に、福島県との連携 
 ・県のふくしまの恵み安全・安心推進事業(見える化事業)としてご支援をいただいた、県の検査データや産地の取組み情報をその場で見れる端末機を全店設置し消費者への情報提供に活用させていただいている。

 主な取組みとしては、以上の5点ですが、

●18万世帯の組合員を擁している「コープふくしま」としては、今後も、さらに生協のネットワーク(日生協・他全国の生協)の協力と支援もいただきながら、特にこの農産物における風評被害対策については、地域(生産者、消費者、行政、)と一緒になって全力で取り組んでいきたいと考えています。
 今後とも、よろしくお願いします。