中国人実習生・過労死を認定

 外国人研修・技能実習制度で来日し、実習生として茨城県潮来市の金属加工会社F電化工業で働いていた中国人が、2008年死亡した問題で、鹿嶋労基署は、長時間労働が原因の過労死として労災認定した。
 外国人実習生の過労死認定は、国内初。
 この実習生は、2005年に研修生として来日。同社の金属部品メッキ処理工場に勤務。2008年6月、心不全のため社宅で死亡。
 亡くなる直前の1ヶ月の残業時間は、100時間を超えていた。
 遺族が、2009年8月、労災申請。
   (2011.1.13 福島民報